こんにちはー!(^^)
不定期にブログ更新してます☆笑
ちゃんと毎日更新できるようにがんばります(笑)
さてさて、今日はちょっとおもしろい法則を紹介します。
皆さんは、「パーキンソンの法則」というものをご存知でしょうか?
これは、ボクが最近学んだ法則の中でも非常に興味深い内容でした。どんな法則かと言うと...
1.「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
2.「支出の額は、収入の額に達成するまで膨張する」
これは、イギリスの歴史学者シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した、第一法則と第二法則ですが、切羽詰まるまで楽な方楽な方に身を委ねてしまう人間の弱さを見事に言い当てた法則です。
ボク自身、我が身を振り返っても、思いあたる節は充分にあります。充分にありすぎてイヤになります( ̄▽ ̄; ) 笑
例えば、
自分の得意でない仕事をするときや、アイデアが浮かばない時というのは完成をどうしても後回しにしてしまうところがあります。
そして、土壇場になって背中に冷や汗をかきながら、ギリギリ期限に間に合わせるというような仕事をしてしまいます。(仕事だけでなく、大学のレポート・バイト・勉強…etc あらゆる物事にあてはまります)
早めに仕上げるはずだった夏休みの宿題が結局ギリギリまで着手できなかったり、
「今日は○○の勉強をしよう!」と思ってせっかく確保した時間も、結局ほとんど大したこともできずに用意した時間をすべて使い切ってしまったり…
きっと皆さんも同じような経験があるのではないでしょうか?(さきほども言いましたが、ボクはありすぎて困ります 笑)
人は本来弱い生き物(弱いというより怠け者?)であり、ひとたび時間的な余裕を認識してしまうと、気分が乗らないような面倒な仕事は先送りしてしまい、
あらかじめ定められた時間(社会的に決められたデッドライン)で仕事をしてしまうのです。
それならばむしろ少しくらい無理に思えても、本来のデッドラインより自分自身のデッドラインを早めに設定し、限定された時間の中でプレッシャーを感じながら仕事をこなしたほうが、集中力を高め成果物の質を高めることは多くあります。
時間内に仕事が終わりそうにない場合、ついつい時間が足りないことを原因に求めがちですが、
実際は、
その精神的な態度に問題があるということです。
パーキンソンさん、すごいです(笑)
人間というものをよく研究していらっしゃる。
脱帽
皆さんのまわりには、いつも〆切の前に終わらせてしまう人と、
〆切になっても終わらない(もしくは〆切直前でバタつく)人がいると思います。
〆切の前に終わらせてしまう人ほど、〆切までに終えることを前提として仕事をしており、慢性的に〆切に間に合わない人ほど、ロスタイムを前提として課題をこなをこなしているということではないでしょうか?
このように、パーキンソンの法則を前提として"仕事"というものを考えた場合、
終了時刻を決めるのは仕事量ではなくあらかじめ決められたデッドライン
と言えるのではないでしょうか。
デッドラインをつくることによって初めて、
与えられた時間と処理すべき仕事量のバランスを考えて眼の前の時間をまっとうすることができる。
極端に言えば、しなければいけない仕事の量と、その完成のために与えられた時間の間には、あまり関係性というものはなく、それぞれの仕事にあらかじめ〆切さえつくっておけば、仕事はあらかじめ設定した〆切に終了するということです。
この理論でいくと、
「仕事を早く終わらせることができれば、余った時間で遊びにいこう」
なんていうことは妄想にしか過ぎません。
そう思っている限り絶対に時間が余ることはありませんし、遊びに行けるようにもなりません。
デッドラインを設けないと仕事は終わることがないのです。
遊びに行きたいのなら、まず、先に遊びの予定を入れてなんとかしても仕事を早く終わらせないといけない状況を自らつくることが適切な対処法かと思われます。
そうすることでやっと仕事に工夫とスピードが生まれ、時間をつくりだすことができるのではないでしょうか?
せまりくるデッドラインを意識して仕事をするという行為は精神的に大きな不可がかかります。
しかし、これを幾度も繰り返す事によって能力は高められます。(人間は訓練すればできるようになる動物だからです)
多くの人は自分の意志だけで自分を変えることは出来ないと思います。(ボクもその中の一人です。どうにか変えようと日々訓練中です 笑)
そういった場合、時には精神的に大きな不可を感じさせるほどの外圧があったほうが、自分の行動パターンをうまく変えられるのかもしれません。
たらたらと長い文章を書きましたが、まとめるとこういうことです。
「自分でデッドラインを決めて、その範囲内で課題をこなせるようになってはじめて自分の時間が生まれる」
他人にデッドラインを決められていると、自分の時間は一生他人に左右されることになります。
まぁ、そんなこと言うと現代社会では生きていけないので、
他人に決められたデッドラインを、あたかも自分で決めたかのように捉えられる能力が、現代の忙しい社会で必要な1つの能力かもしれませんね(^^)
以上!!
パーキンソンの法則を知って自分が考えたことをまとめてみました。
コメントくれるとうれしいです(^_^) 笑